イランと中露の合同海上演習が開始
3月 13, 2024 19:21 Asia/Tokyo
海上通商の保安を目的としたイラン・ロシア・中国による合同演習が、オマーン海で始まりました。
この演習は「海上安全ベルト2024」で、15日金曜まで続きます。
演習にはイラン海軍から海上部隊と航空部隊、中国・ロシア両海軍から海上部隊と潜水部隊および航空部隊が参加しています。
また、オマーン、アゼルバイジャン、カザフスタン、パキスタン、南アフリカの各国もオブザーバーとして参加します。
今回の演習の目的は、地域の安全とその基盤の強化及び参加国間の多国間協力の拡大、また世界平和や海上安全への共同支持、共通の将来を見据えた海洋共同体の構築に向けたこれらの諸国の善意・能力を示すことにあるとされています。
さらにそのほかの目的として、テロや海賊などの脅威に対する海上貿易の安全強化、人道支援、海上救助活動における情報交換、海上作戦の経験共有などが挙げられています。
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