「お前の居場所はない!」 イスラエルへの報復歌ったイラン人ラッパー
(last modified Mon, 15 Apr 2024 06:36:18 GMT )
4月 15, 2024 15:36 Asia/Tokyo
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    「お前の居場所はない!」 イスラエルへの報復歌ったイラン人ラッパー

シオニスト政権イスラエルへのイランの軍事的報復について歌ったイラン人ラップ歌手・モジャールの曲が、ここにきて注目を集めています。

今月1日にイスラエル軍がシリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館を空爆してから、イラン当局はイスラエルに対する報復を国際法にもとづく自国の正当な権利だと表明してきました。また、Xではイラン国外からも多くのユーザーがイランによる対イスラエル軍事力行使を求める声を投稿しました。

 

こうした中、イラン人ラップ歌手のモジャールが発表した「お前の居場所はない!」という曲では、バイデン米大統領やイスラエルのネタニヤフ首相が名指しされ、イランの反植民地主義政策には屈服するしかないと歌っています。

歌詞の中には、「育ちの悪い野犬」というフレーズが繰り返し登場しますが、これはイラン・イスラム革命最高指導者のハーメネイー師がイスラエルのことを「アメリカに飼われた西アジアの野犬」と称したことにちなむものです。

また、地域の安全に奉仕する抵抗の枢軸についても触れられ、歌い手自らをレバノンのシーア派組織ヒズボッラーのナスロッラー事務局長の支持者だと紹介しています。

さらに、2020年1月にイラン革命防衛隊がイラクの米軍基地をミサイルで攻撃したことも取り上げ、この攻撃がトランプ米政権による革命防衛隊ゴッツ部隊司令官ソレイマーニー氏の暗殺に対する報復であるとしています。

そして、英語で1週間の各曜日を挙げて「毎日でも『アメリカに死を』と言ってやる」と歌っています。

イスラエル軍は今月1日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館を空爆し、これによりイラン革命防衛隊関係者7名やシリア人複数名が殉教しました。

多くの国がこの攻撃を非難しましたが、アメリカや一部の西側諸国は、国連安保理でイスラエルに対する非難決議の採択を阻止しました。

最新の報告によれば、シオニスト政権イスラエル軍のガザ攻撃により、これまでに3万3000人超のパレスチナ人が殉教したほか、7万5000人以上が負傷しています。

パレスチナのイギリス委任統治時代の1917年に提唱・計画されたイスラエル政権は、さまざまな国からのユダヤ人のパレスチナ移住を経て1948年に正式に樹立されましたが、同地ではそれ以来、パレスチナ人の虐殺および、彼らが所有する全領土の占領に向けてさまざまな大量殺戮計画が実行されてきました。

 


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