イランが32万人の外国人留学生を受け入れへ
7月 08, 2024 16:29 Asia/Tokyo
イラン大学生事務機構のハーシェム・ダーダーシュプール総長は、外国人留学生32万人の受け入れ計画を明かし、「イスラム世界の学術が世界で高い地位に到達するために努力しなければならない」と述べました。
【ParsTodayイラン】イランは学術的成果で西アジアのトップにあり、西側諸国もイランに様々な制裁を科したにもかかわらず、この国が進歩を続けていることを認めざるを得なくなっています。イラン大学生事務機構のハーシェム・ダーダーシュプール総長は、国の第7次開発計画に基づいて外国人留学生32万人の受け入れを目指すとし、「我々が目指す社会はグローバル社会であり、それにはさらなる努力が必要だ。(イランに留学する)学生ひとりひとりがこの計画の推進力となる」と語りました。
ダーダーシュプール氏は、テヘランのシャヒード・ベヘシュティー大学で開かれた外国人向け課程の開会式において、「イラン大学生事務機構は、あらゆる指向・価値観を持った学生を受け入れる計画を策定した」と述べました。
その上で、「イスラム世界は多くの課題を抱えており、それを的確に把握し、解決のため立ち上がらなければならない。留学生は、よりよい生活、国の発展、イスラム世界の地位向上の3つの軸を意識するべきだ」と語りました。
そして、「イランは学術で世界における地位を確たるものにしたが、一部の国は必ずしもそうはなっていない。学生たちにはこの目標に向かって歩み、イスラム世界の復権に貢献してほしい」と語りました。