イラン最高指導者の思想|「イスラエルの犯罪に立ち向かうには、この政権との断交が不可欠」
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イラン・イスラム革命最高指導者アリー・ハーメネイー師が、ガザにおけるシオニスト政権イスラエルの犯罪と驚くべき惨状の発生に言及し、「この状況に対処する方法は、抗議活動を行っている国々、特にイスラム諸国がこの犯罪政権との通商・政治的関係を断絶することである」との考えを示しました。
(last modified 2025-09-09T10:10:59+00:00 )
9月 08, 2025 17:59 Asia/Tokyo
  • イラン最高指導者ハーメネイー師;「イスラエルの犯罪に立ち向かうには、この政権との断交が不可欠」
    イラン最高指導者ハーメネイー師;「イスラエルの犯罪に立ち向かうには、この政権との断交が不可欠」

イラン・イスラム革命最高指導者アリー・ハーメネイー師が、ガザにおけるシオニスト政権イスラエルの犯罪と驚くべき惨状の発生に言及し、「この状況に対処する方法は、抗議活動を行っている国々、特にイスラム諸国がこの犯罪政権との通商・政治的関係を断絶することである」との考えを示しました。

ハーメネイー師は7日日曜、イラン大統領および閣僚評議会との会合の中で、ガザにおけるシオニスト政権の犯罪と驚くべき惨状の発生に言及し、「この状況に対処するには、抗議活動を行う国々、特にイスラム諸国がこの犯罪政権との通商・政治関係を断絶する必要がある」と語っています。また、シオニスト政権を世界で最も孤立し嫌悪されている政権だとし、「我々の外交の主要方針の一つは、各国政府に対しこの犯罪政権との通商・政治関係の断絶を促すことでもあるべきだ」と述べました。

イラン最高指導者がイスラム諸国政府に呼びかけ:「シオニスト政権との経済・政治関係を断絶せよ」

一方でハーメネイー師は昨年、イスラム圏の主要な祝祭である断食明けの祝祭の際、イスラム諸国の高官や大使らとの会合で、「イスラム諸国の側からイスラエル政権を支援することは反逆行為であり、それはまたイスラム共同体への反逆行為、さらには自身への反逆行為でもある。シオニストはある国に入国した際、その国の利益のために活動するのではなく、一旦潜入すると自らの利益のために蚊のようにその国の血を吸い上げる。シオニストが牛耳るイスラエル政権を支援することは、彼ら自身の破滅を助長することになる。安全な場所にいるイスラム共同体は、これを阻止すべきだ」と語りました。

そして「以前からの我々の提案であり、そして今や最終的な提案でもあるのはこのことだ。つまり、イスラム諸国の政府は、シオニスト政権との外交関係、経済関係、そして政治関係を断絶すべきだということである。これはイスラム諸国政府に対する期待であり、我々だけでなく、イスラム教徒の諸国民の期待でもある。もし今イスラム諸国で国民投票が行われれば、疑いなく誰もが、自国の政府は対イスラエル関係の断絶に同意するはずだ。このことに疑いの余地は一切ない」と述べています。

シオニスト政権の生命線は遮断されるべき

ハーメネイー師はまた、大テヘラン2万4000人殉教者会議の参加者との会合において、極めて重要なガザ問題に関するイスラム諸国当局者の対応を批判し、「イスラム諸国当局者の立場や発言は、時として間違っている。それは彼らが、自らの権限内になく邪悪な敵たるシオニストの手中にあるガザ停戦のような問題について語っているからだ。イスラム諸国当局者は、自らが制御しうる問題に対し行動を起こすべきだ」と子面しています。

そして最後に「イスラム諸国当局者の権限内にある問題は、シオニスト政権への重要な動脈を断つことである。イスラム諸国はイスラエルとの政治・経済的関係を断絶すべきであり、この政権を支援してはならない」と結びました。

 

 


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