7月 10, 2024 15:59 Asia/Tokyo
  • スウェーデンでの拘留前(左)および解放後(右)で変貌したヌーリー氏の姿
    スウェーデンでの拘留前(左)および解放後(右)で変貌したヌーリー氏の姿

スウェーデン政府により違法かつ非人道的に長期勾留されていたイラン人のハミード・ヌーリー氏が、西側が人権に関して行う主張は間違ったものだと指摘しました。

【ParsTodayイラン】イラン国籍のハミード・ヌーリー氏は2019年11月9日、養女の家庭内の問題を解決するためにスウェーデンを訪問しましたが、空港到着後すぐに同国の治安部隊により逮捕されました。スウェーデンの裁判所はその後の2022年7月14日、反イラン組織・MKO(モジャーヘディーネ・ハルグ)の告発を鵜吞みにしてヌーリー氏に終身刑の判決を下しましたが、同氏は最終的に、1680日間の収監を耐えぬいて、今年6月中旬にイランへ帰国することができました。

ヌーリー氏はこれに関連して、「人権擁護という西側の主張には笑うしかない。なぜなら、彼らは人権という言葉を自分たちだけのものにして囲い込み、それを愚弄しているからだ」と述べました。

続けて、「一般人として旅行していた私を逮捕し、1600日あまりの間独房に勾留したのは、まさにこの人権の主張者たちだった。私は独房にいた間、様々な肉体的、精神的、心理的拷問にさらされた状態にあった」と説明しました。

そして、「私に対して取られた措置は、アメリカ流、西側流、スウェーデン流の人権の一例である」としました。

 

 


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