イランの防空能力が、無人機・レーダーシステム導入でさらに飛躍
7月 22, 2024 20:21 Asia/Tokyo
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イランの防空能力が、無人機・レーダーシステム導入でさらに飛躍
イラン軍対空防衛本部のサバーヒーファルド司令官が同国西部の対空防衛部隊を視察し、「森林用レーダー、ミサイル、無人機を用いた各システムによって、イランの防空は新たな段階に入りつつある」と述べました。
【ParsTodayイラン】イランの防空技術の進歩・発展は、この数年で加速し大きく飛躍しました。同国の対空防衛部隊も、無人機やレーダーなどの生産を中心とした専門分野で非常に大きな成果を上げており、敵の懸念を引き起こすもとにもまっています。
サバーヒーファルド司令官は、イラン西部の対空防衛部隊を視察中し、「我が部隊の技術専門家の努力と忍耐によって、森林用レーダー、ミサイル、無人機を用いた各システムの連携で我が国の防空は新たな段階に入るだろう」と述べました。
また、西部対空防衛部隊の指揮官やスタッフを前に、「防空は我が国の防衛の主要部門として、軍の戦況の改善に効果的な役割を果たしてきた」としました。
そして、「我が国は今日、平和と安全の確かな拠り所となっている」と指摘しました。
イランは現在、防衛システム、航空宇宙、ミサイルといった水陸を問わないさまざまな防衛分野で世界屈指の水準にあります。
イラン軍の最高司令官を兼任するイスラム革命最高指導者ハーメネイー師は、イランの国家的権威を構成する主な要素を説明した際、「イスラム体制の抑止力政策の目的は、国際舞台で横暴な行動を取る者たちがイランへの攻撃という考えを持つことを阻むことにある」と強調していました。
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