最高指導者、パリ五輪参加のイラン選手団に感謝メッセージ発信
イラン・イスラム革命最高指導者のアリー・ハーメネイー師が、2024年パリ五輪に参加した同国選手団の解団に伴うメッセージの中で、イランの各選手、スポーツ協会会長、コーチらに感謝の意を表明しました。
ハーメネイー師宛ての国立オリンピック委員長の書簡および、今回の五輪でのイラン選手団メンバーのスポーツ・文化的成果に関する報告の発表、そして同国のスポーツ愛好家らに喜びを与えたことを受け、ハーメネイー師は意欲・精神力あふれるイランの選手らに心からの謝意を示しました。
パールストゥデイによりますと、ハーメネイー師は国立オリンピック委員会委員長への書簡の欄外に、以下のように綴っています;
「最近の五輪で、イランにスポーツの舞台で喜びと誇りを与えてくれた、親愛なる決意の強い高潔な選手諸君、各スポーツ協会会長およびコーチ諸氏、そして国立オリンピック委員会に心から謝意を捧げる」
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イランがパリ五輪のレスリング・テコンドー競技で多数のメダル獲得
ホスラヴィーヴァファー・イラン国立オリンピック委員会委員長は、イラン選手団の成果・成功に関する書簡の中で、同国選手団における前例のない女子選手の参加や、彼女たちの並外れた才能、一部の五輪競技における初の重要なタイトル獲得といった、イラン選手らのスポーツ・文化面での功績に触れました。
2024年のパリ五輪で、イラン選手団はいくつもの競技でメダルを獲得し、レスリングのフリースタイルおよびグレコローマンでは団体優勝、テコンドーでは準優勝を果たしています。なお、今大会に参加した200カ国以上の中でイランは総合21位となり、これはウクライナ(22位)、ベルギー(25位)、デンマーク(29位)、オーストリア(36位)、南アフリカ(44位)、エジプト(52位)、トルコ(64位)よりも上位にあり、インド (71位)よりも上位にランクインしました。