イラン人研究者らが、埋立地浸出水の浄化にヨシを利用
9月 29, 2024 17:09 Asia/Tokyo
イランの研究者は、都市廃棄物埋め立て地で発生する浸出水の浄化、及びその再利用の可能性を創出するため、自生するイネ科ヨシ属の多年草ヨシ(学名Phragmites australis)を利用する計画を発表しました。
パールストゥデイによりますと、イラン人研究者のソニアー・チャーヴォシー氏は、浸出水の浄化にヨシを使うことについて、「過去数十年間においては、廃棄物の埋め立て地で生じた浸出水は管理のため、下水システムに排出されその処理場で浄化されるか、地表に直接放出されていた」と語りました。
また、「イラン研究チームはこの新しいテーマにおいて、自生するヨシを利用した、エネルギー消費が最低量の、システムを統率する専門家を必要としない、地域そのものの自然の可能性を活用した浄化プロセスを考案・実施することで、発生した浸出水を都市廃棄物埋立地で浄化し、基準を満たしてその再利用の可能性を生み出すよう努めた」と述べています。
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