イラン企業がプラスチックごみから電池を作る技術を開発
11月 07, 2024 20:22 Asia/Tokyo
イランの研究者グループが、リサイクル不能となったプラスチックごみから電池を作る技術を開発しました。
【ParsTodayイラン】この技術は、プラスチックごみに含まれる炭素成分の中にセレンを混ぜることで電極としての役割を果たすことを利用したものです。セレンには通電性があり、リチウム電池の電極に利用できることは以前から知られています。
活性炭は、脱臭や水質浄化に広く利用されているとおり、その吸着性で知られます。この性質のおかげでセレンを中に留めることができます。
技術を開発したイランの研究者グループは、この技術がプラスチックごみの再利用を促し、環境保護の一助になるとしています。