宗教関連ニュース
日本大使がイラン宗教大学を視察
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イラン宗教大学を視察した日本の塚田玉樹駐テヘラン大使(中央)
日本の塚田玉樹駐テヘラン大使が中部ゴムにあるイラン宗教大学(University of Religions and Denominations)を訪問し、同大学と日本の大学間の学術・文化交流の拡大を強調しました。
【ParsTodayイラン】塚田大使は同大学の創設者であるセイェド・アボルハサン・ナッヴァーブ師と会談し、「この大学はイランと日本の関係維持にとって重要かつ貴重な拠点である」と語りました。
また、第4回日本・イラン宗教間対話が今年イランで開催される予定であり、日本側関係者の出席に向けて必要な手配がすでに整っていることを明かしました。
イランと他イスラム諸国の神学校の連携
イラン神学校(ホウゼ・エルミエ)のアアーラフィ総長は、イスラム教預言者ムハンマドとその子孫の教えを広めることを目的とした団体「預言者一門世界協会(The Ahl al-Bayt World Assembly)」の政策評議会の会合で、同団体について「学術研究活動の主たる調整機関として、新たなメカニズムの構築によりイランと他イスラム諸国の神学校の間の連携強化をはかることを目指している」と述べました。
また、イスラム世界における神学校の地位強化を目指す学術プログラムの開催に言及し、今年5月上旬に、ゴム神学校創設100周年を記念する会議が開催されることを明かしました。
イランのキリスト教、ユダヤ教、ゾロアスター教指導者らが、救世主降臨について語る
イラン中部イスファハーンのゾロアスター教指導者ベフザード・ニークディーン氏、ユダヤ教ラビのソレイマーン・セディーグプール氏、イラン国会アルメニア正教徒議員のハーイク・サーリアン氏らが、一神教の信者(イスラム教徒、ゾロアスター教徒、キリスト教、ユダヤ教)の集会で、唯一神を信仰する諸宗教が救世主降臨を重視していることに言及し、「救世主の出現・降臨の下地が整うには、人間性と神の戒律に沿った道を進む必要がある」と強調しました。
国際宗教指導者会議にイランが公式招待
駐テヘラン・カザフスタン大使のオンタラップ・オナルバエフ氏が、イラン・イスラム文化交流機構のイーマーニープール代表と会談し、同国が主催する国際宗教指導者会議へ公式招待状を手渡しました。この会議は今年9月8日、「宗教間の対話、未来への相乗効果」をテーマとしてカザフスタンで開催される予定です。