イランとEAEU諸国が100億ドル規模の通商を計画/イランとアルメニアが人工知能・宇宙産業で協力
(last modified Sat, 22 Feb 2025 12:27:47 GMT )
2月 22, 2025 21:27 Asia/Tokyo
  • イランのハーシェミー情報通信技術相(右)とアルメニアのハコビアン駐テヘラン大使
    イランのハーシェミー情報通信技術相(右)とアルメニアのハコビアン駐テヘラン大使

イランのアターバク商鉱工業相が、同国とユーラシア経済連合(EAEU)の間で近い将来、100億ドル規模の通商協定を締結する見通しであることを明らかにしました。

【ParsTodayイラン】アターバク商鉱工業相によると、現在イランとEAEUの間の貿易額は36億ドルですが、将来的には100億ドルに達する見込みだということです。

 

イランとアフガンが金融・銀行関係の拡大・強化で合意

イラン中央銀行のファルズィン総裁とアフガニスタン中央銀行のヌール・アフマド・アーガー総裁は、ロシア・エカテリンブルクで開催された新銀行技術会合の合間に会談し、両国間の金融・銀行関係の発展について協議しました。両者はこの会談で、両国間の経済・通商分野における関係の深さに言及し、両国間の経済交流の拡大・強化を目的とした金融・銀行分野での協力拡大について話し合いました。

 

ロシアが、テヘランのユーラシア見本市に関心

ロシア輸出センターのイラン代表事務所所長は、テヘランでユーラシア諸国との貿易に関する第3回国際専門見本市が開催されることに触れ、「ロシア企業は新たな貿易機会を見出す目的でこの見本市への参加を希望している」と語りました。

 

イランとアルメニアがAI、運輸・交通、宇宙産業で協力

イランのハーシェミー情報通信技術相は、テヘラン駐在のアルメニア大使グリゴール・ハコビアン氏との会談で、アルメニアとの協力に適した分野として「人工知能」「運輸・交通」「宇宙産業」を挙げ、「両国は、特に通信と情報技術分野をはじめとしたあらゆる分野での関係・協力の拡大に全力で取り組んでいる」と強調しました。

 

アルミニウムへの関税が日本の123の輸出部門に影響

米国は輸入アルミニウムに追加関税を賦課する予定で、これにより半導体製造装置や航空機部品を含む123部門の日本の産業が影響を受けるとみられています。来月12日から発動予定のこの関税は、対米輸出に大きく依存している日本企業に打撃を与えることが予想されます。

 

インドのロシア産石油輸入が増加

米国の制裁にもかかわらず、先月インドがロシアからの輸入した原油量は4.3%増加し、日量158万バレルに達しました。ロシアはこれまで通り、インドにとって最大の原油供給国となっています。

 


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