イランが女子パラリンピック競技で世界をリードする国になった経緯をさぐる
3月 09, 2025 14:00 Asia/Tokyo
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イランが世界有数の女子パラリンピック競技大国になった経緯とは?
3月8日の「国際女性デー」を前に、IPC・国際パラリンピック委員会は、パラリンピック競技の発展において世界をリードする国としてイランを挙げました。
【ParsTodayイラン】イランのこの成功は、どのようにして達成されたのでしょうか?
イラン人女性がパラリンピックに参加するようになったのは、1979年のイスラム革命勝利後の1992年、バルセロナ・オリンピックが初めてです。
また、つい最近の2024年パリ・パラリンピックへの出場者は5競技・12人に増加し、これらの選手は7個のメダルを獲得しました。
さらに、アジアパラ競技大会におけるイラン人女性選手の出場者数も大幅に増加しています。
2010年に中国・広州で開催された第1回アジアパラ競技大会には34名が出場し、17個のメダルを獲得しました。
そして、2022年の杭州アジアパラ競技大会では82名が出場し、メダル40個を獲得しています。
現在、イランでは2万人以上の女子選手がイラン・パラリンピック委員会の支援の下、マススポーツの分野で活動しています。
イランの著名な女性パラアスリートには、パラリンピックで4つの金メダルを獲得した射撃のサーレ・ジャヴァーンマルディ選手、そしてパラリンピックで3大会にわたり優勝した、アーチェリー種目のザハラ・ネマティ選手が挙げられます。
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