イラン原子力庁長官、「来年3月末までに2基の原発建設が開始」
7月 18, 2016 17:44 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のサーレヒー長官が、来年3月下旬までに、ロシアがイラン南部ブーシェフルで新たな原発2基の建設を開始するとしました。
イルナー通信によりますと、サーレヒー長官は17日日曜、イランの新たな原子力発電所の建設プロジェクトについて、「来年の3月下旬までに、ロシアがイラン南部ブーシェフルで、新たな原発2基の建設を開始する」と述べました。
サーレヒー長官は、このプロジェクトに関する全ての措置や段階が実行されているものの、一部の資金を確保する問題が残っているとし、「イラン国会のエネルギー委員会は、真剣にこの問題を追求する予定だ」と述べました。
また、イラン国内で、ヨーロッパ諸国の支援により、放射線治療の専門病院が建設されるとし、「幸い、資金確保に関するこのプロジェクトの全ての段階が行われており、このプロジェクトは近い将来、実施される」と語りました。
さらに、「この病院は西アジアで他に類を見ない病院となるだろう」と強調しました。
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