イラン国会議長;「イスラエルの思惑はイスラム共同体の弱体化と分裂」
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イランのモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ国会議長が、テヘランでイラクのフアード・フセイン外相と会談
イランのガーリーバーフ国会議長が「シオニストらは地域を支配するため、分裂と情勢不安を生み出す戦略を通じてイスラム諸国の弱体化、分裂を狙っている」と語りました。
モハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ議長は18日日曜、テヘランでイラクのフアード・フセイン外相と会談し、イランを含む地域におけるシオニスト政権イスラエルの政策に言及し、「この政権の主たる思惑は、地域諸国の独立と強大化を阻止することであり、そのために不和対立と情勢不安の創出により諸国民の能力や団結を弱めようとしている」と述べています。
また「シオニストは米国と一部の欧州諸国の後方支援を得て、イランの防衛力を軍事攻撃により弱らせようと試みた。しかし、イラン国民の警戒心と強力な軍力のおかげで、その陰謀は失敗に終わったとともに、イランのミサイル能力は抑止力の強みと化した」とコメントしました。
さらに、イランで最近発生した一連のテロ事件に言及し、「敵は、わが国の都市部の治安悪化をさそい、アメリカが公然と暴徒らを支援することで、イラン国内の弱体化を助長し外国からの攻撃の下地ができると考えた。しかし、国民とテロリストの分離および、治安部隊の迅速な行動により、このシナリオも短期間で失敗した」と語っています。
加えて「シリア、イラク、スーダン、ソマリアの経験は、世界的シオニズムの戦略がイスラム共同体の分裂および弱体化にあり、イスラエル政権に対するいかなる妥協もイスラム世界全体への損害を意味することを物語っている」と述べました。
そして、イラク議会選挙の成功を祝すとともに、これをイラクの政治的安定に向けた重要な一歩だとし、特に経済とインフラの分野での二国間関係の拡大を強調しました。
一方、フセイン・イラク外相もイランとイラクの安全保障上の深い結びつきに言及し、「両国の安定は地域の安全保障にとって不可分であり、イラクはイランの最近の動向と強制されたテロ戦争に関する現実を世論と国際舞台の関係者に説明することに努める所存だ」と述べています。

