外国の対イラン投資:今年度は約100億ドルを誘致
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誘致した外国投資は約100億ドルに
対イラン外国投資誘致が約100億ドルに上っていることから、投資家がイランの経済力と国家ブランドイメージの向上に向けた努力に引き続き信頼を寄せている事実が明らかになっています。
【ParsTodayイラン国際】イルナー通信によりますと、OIETAIイラン投資・経済・技術援助機構のメフディ・ヘイダリー長官は今月16日、「イランの国家ブランド」に関する第1回全国会議で、今年度は約100億ドルの外国投資が誘致されたと明らかにし、「当機関は投資家が抱える既存の課題の解決に注力し、肯定的な体験を生み出し、市場に対する『信頼のシグナル』を送信することに重点を置いている」と強調しました。また「投資家の意思決定に重要な役割を果たすのは、統計の透明性と経済状況の客観的な説明である」と強調しています。
また「多くの経済において資本の流出と流入が同時発生している」とし、重要なこととして「経済に関する言説の信頼性」及び、非現実的な約束をしないことだと付け加えました。さらに「投資リスクと金融コストの削減に効果的な要素は国家ブランドであると考えられ、資本の投資先を選択する上で最も重要な変数となるのは、投資家がマクロ経済の安定性、規制の予測可能性、管理統制の質について抱く心象である」と語っています。
国家ブランドと投資環境改善の要件
この会合の後、イラン公益評議会戦略評価・システム一般政策実施監督センター長のセイェド・モフセン・デフナヴィー氏は、国家ブランドを「イランの現状と将来に関する一致した理解」だとし、「イラン国外での好意的なイメージ形成の前提条件は、国内投資家の安心感と安定感を高めることである」と述べました。また、国家ブランド再構築の「主力」を担うのはエリート層の役割である、との考えを示しています。
イランのイメージ向上に向けた観光と専門的なドラマチック・マーケティング
イラン伝統工芸・文化遺産・観光省付属投資経済センターのアリー・アスガル・シャールバーフィヤーン所長は、イランの国際イメージを向上させる最も効果的な手段の1つとして観光を挙げ、「観光客の直接的な体験は公式に語られている話を個人的な体験へと転じさせられる」とし、国際的な広告と専門的な観光マーケティングの発展を強調しました。またIRIBイラン国際放送のアフマド・ノウルーズィ局長も、現場の現実とイランのアイデンティティに基づいたドラマチック・マーケテイングこそ非現実的なイメージよりも効果的であるとの見方を示し、国家ブランドの推進を目指しての政府、民間部門、大学、メディア間の協力を強調しています。「イランの国家ブランド」に関する初の全国会議は、政治的要請の検討および、国際舞台におけるイランのイメージ強化を目的に開催されました。

