イラン外務省報道官;「米国は我が国に対し脅迫や武力行使による物言いはできない」
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イラン外務省のエスマーイール・バガーイー報道官
バガーイー・イラン外務省報道官が「アメリカは、わが国に対し力ずくで発言しても無駄だという教訓を得ていなければならない」と強調しました。
【ParsTodayイラン国際】エスマーイール・バガーイー報道官は4日月曜の定例記者会見で、ホルモズ海峡の安全確保を目的とした米国の作戦とされる事柄に言及し、「我々の対応方法について言えば、対応責任者は十分な準備を整えており、イランの国益を守る方法を熟知している。イラン最高軍事指揮機関・ハータムアンビヤー中央司令部の声明は、きょう4日月曜に発表された。世界はアメリカの人道的主張を受け入れておらず、アメリカが過去の過ちの繰り返により自ら招いたこの泥沼から抜け出せるとも考えていない」と語っています。
また「アメリカは、イランに対して脅迫や武力行使による物言いはできないという教訓を得たはずだ。イランは、自らこそホルモズ海峡の安全保障の防衛者だと考えていることを示した。ホルモズ海峡は去る2月28日以前は安全な航路であった。国際社会は、この海峡を危険な状態に陥れたことについてアメリカに責任追及すべきである。間違いなく、各船舶や企業は、安全確保にはイランの管轄当局との連携が必要であることを理解しているはずだ」と述べました。
さらに、ホルモズ海峡の安全対策に関するフランスの声明について「我々が推奨するのは、現状をこれ以上複雑化させないことである。イランが講じた措置は、同国の国益が侵害されないことを確約する国際法に則ったものであり、この原則は受け入れられている。各国が支援を提供したければ、地域内外での米国による行動の過激化を阻止する方が賢明である。米国は海賊行為によって国際水域を危険な状態に陥れている」としています。
そして、対イラン戦争終結に果たす欧州の役割についても「我々は、地域安全保障に関わる問題において欧州諸国が建設的な役割を果たすこと常に歓迎してきた。我々は核問題についても同じことを言ったが、彼らは異なるアプローチを選んだ」と語りました。
バガーイー報道官は最後に「近年の経験から、少なくとも一部の欧州諸国は情勢変化を現実的に認識するようになり、アメリカへの阿諛追従は世界の安全保障と欧州の経済的利益に資するものではないという事実を認識した模様だ。我々は欧州諸国に対し、地域に関してより責任ある立場を取るよう期待する」と結びました。
