イラン外相;「世界の平和と安全保障に対する継続的な侵害阻止に向けた、中国の役割履行を要請」
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中国代表団との会合に臨むアラーグチー・イラン外相
アラーグチー・イラン外相が中国の王毅外相との会談で、世界の平和と安全保障の侵害を防ぐ上での中国の役割継続を強調しました。
【ParsTodayイラン国際】外交使節団を率いて中国・北京を訪問中のセイイェド・アッバース・アラーグチー外相は6日水曜御前、中国共産党中央外事工作委員会弁公室主任も兼ねる王毅外相と会談しました。
今回の会合では、通商経済を含む様々な分野におけるイラン・中国間の関係および協力の様々な側面、並びに両国間の協定の履行状況について議論・検討が行われています。
アラーグチー外相は、イランと中国という2つの偉大な文明が長年にわたり保ってきた関係に言及し、「中国はイランの親しい友好国かつ戦略的パートナーである」とした上で、相互尊重と信頼に基づくイラン・中国包括的戦略パートナーシップの枠組みにおける、両国間の戦略・友好的な関係の包括的促進というイラン政府の真剣かつ確固たる意志を強調すると共に、「我々は、新たな状況下において、両国間の協力と戦略的パートナーシップがこれまで以上に強固なものになると信じている」と語りました。
また、米国とシオニスト政権イスラエルがイラン国民に対し引き起こした犯罪、及び一方的に押し付けられた40日間戦争における重大な人道法違反について述べ、米国とイスラエルによる国連憲章の基本原則違反を非難した中国の原則的な姿勢、そして米国による国連安全保障理事会の濫用に対する中国の責任ある対応を称賛しています。
さらに「我々は、中国の国連安保理今期議長国の任期開始、中国の効果的な役割履行の継続により、世界の平和と安全の侵害や無法状態の継続阻止に向けた建設的な成り行きが見られることを期待する」と述べました。
そして、外交プロセスに関する最新の動向、およびパキスタンが仲介するイランと米国の協議プロセスを含めた、米国とシオニスト政権による対イラン戦争の終結に向けた継続的な努力と取り組みについて王外相に説明し、「イランは自衛の分野において権威ある姿勢を示し、従来通りあらゆる悪事にも立ち向かう十分な準備を整えているのと同様に、外交の分野においても真剣かつ揺るぎない姿勢を示している」としています。
一方で王毅外相も、侵略者に対するイラン国民の抵抗と不屈の精神、そしてイランの善意と責任ある姿勢、特に外交プロセスを追求し地域の更なる緊迫化の阻止に向けたアラーグチー外相の努力を称賛するとともに、イランの領土保全、国家主権、国家安全保障への支持という中国の確固たる立場を強調し、「中国の原則的な立場は、武力行使はもとより、その結果がイランのみならず、地域および世界のすべての国と諸国民に壊滅的な被害をもたらしている、この違法な戦争の継続への反対である」とコメントしました。