イランとロシアが、戦略的な協力協定に調印

イランとロシアが、５年有効の戦略的な協定に調印しました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、ロシアを訪問中のイランのヴァーエズィー通信情報技術大臣は、記者団に対し、「イランとロシアは、これ以前に両国の大統領の間で成立していた以前の協定を完全に検討し、戦略的な５ヵ年協力案の作成に同意した」と語っています。

また、「両国は、１３の新協定の調印および、自由貿易の拡大に向けて行動することで合意した」と述べました。

さらに、「両国は、エネルギーと建設の分野での作業班の結成についても合意している」としています。

一方、ロシアのノワク・エネルギー庁長官も、ロシア２４チャンネルのインタビューで、「イランとロシアは、工業部門での協力ロードマップの調印をめぐり合意した」と語りました。

また、「このロードマップは、最終完成の段階を迎えており、イランとロシアの間で実施されることになる７０以上のプロジェクトが盛り込まれている」と述べています。

ヴァーエズィー大臣は今月２６日から、ロシアで開催されるイラン・ロシア合同通商会合に出席するため、モスクワを訪問しています。