Pars Today

イランのホシュルー国連大使が、全ての国連加盟国が団結し、全世界の恒久的かつ公正な平和の確立のために、決定的な行動をとることが必要だと強調しました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー国連大使は、1日木曜に行われた平和の文化をテーマとした国連のハイレベル会合で、「世界における公正な平和の確立は、古い行動ややり方の基本を改めること、そして各国がこの変化のために責務を果たすことにかかっている」と語りました。

ホシュルー国連大使はまた、人権の尊重、表現の自由、大量破壊兵器、特に核兵器の完全な廃絶などの兵器廃絶は、平和を強化すると強調しました。

さらに、平和の理想の実現方法は、好戦的な勢力の支援や占領行為、文化的・軍事的優越性の追求の停止だとして、「真の平和の実現のためには、世界の問題は軍事力で解決しないということを、権力の中枢が理解することが必要だ」と述べました。

ホシュルー大使は「暴力と過激主義に抵抗する世界」という理想を提案し、国連総会で採択された際のイランのイニシアチブに触れ、改めて、各国の国民に平和の理想の実現の中で団結するよう求める、イランの呼びかけを強調しました。