イラン大統領、「中南米諸国との全面的な関係拡大を歓迎する」
9月 18, 2016 19:47 Asia/Tokyo
イランのローハーニー大統領が、「イランは中南米諸国との全面的な関係拡大を歓迎している」と語りました。
ローハーニー大統領は17日土曜、ベネズエラで行われた非同盟諸国の首脳会議の傍ら、ボリビアのモラエス大統領と会談し、独立した国々の団結は、共通の目標を達成するのに必要だとしました。
一方のモラエス大統領は、イランの企業がボリビアの開発計画や経済計画により盛んに参入するよう求めています。
ローハーニー大統領は、エクアドルのコレア大統領と会談し、制裁の解除は、イランとエクアドルの関係拡大にとってのよい機会だとして、「イランは科学技術やエネルギー分野に関する自国の能力や経験をエクアドルに提供する用意がある」と述べました。
ローハーニー大統領はまた、アルジェリアで行われる予定のOPEC・石油輸出国機構の会合に触れ、「石油価格の不安定化と下落は、全ての国、とりわけ産油国にとっての損失であり、イランは公正な生産の割り当てに基づく、石油市場の安定と石油価格の改善に向けた措置を支持する」としました。
コレア大統領も、「エクアドルはイランとの全面的な関係拡大を決定している」としました。
ローハーニー大統領は17日、インドのアンサリ副大統領とも会談し、「地域はテロや過激主義の影響を受けており、地域の安定を目的とした、イランとインドの地域協力の強化が必要だ」と語りました。
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