9月 29, 2016 17:46 Asia/Tokyo
  • イラン国連大使、イエメンへの兵器移送を否定

イランのホシュルー国連大使が、イランがイエメンに兵器を移送しているというサウジアラビアの根拠のない主張を否定し、「イランはイエメン軍への兵器移送という政策を有していない」と強調しました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は、28日水曜、サウジアラビアが安保理に送った書簡に対し、その中で主張されている「イランがイエメンのフーシ派に兵器を移送している」という事柄を否定しました。

ホシュルー大使は安保理への書簡の中で、「自らがイエメンを侵略し、過去1年半、同国の民間人やインフラに対して各種の破壊的な兵器を使用してきた政府の代表による安保理への書簡の送付は、非常に驚くべきことだ」としました。

さらに、「国連やその他の国際機関はこれまで何度となく、イエメンの人々、とくに子供や女性に対するサウジアラビア主導の連合軍の犯罪を認めてきた」と語りました。

また、「イランは再度、イエメン危機は軍事的に解決されないことを強調し、この衝突に関わるすべての関係者に対して政治的な方法、対話に基づく平和的な手段を用いるよう求める」と述べました。

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