イラン外相、「世界各国との協力拡大の用意」
2月 13, 2016 22:25 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、「イランは世界の様々な国と関係を拡大し、協力を行う用意がある」としました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ外相はミュンヘン安全保障会議の傍らで行われたヨーロッパの経済関係者との会談で、「貿易、経済、金融制裁の解除に注目し、イランはできる限りヨーロッパ諸国との関係を拡大したい」と述べました。
また、イランの核合意とその前に横たわる問題と機会について触れ、「イランはヨーロッパとの貿易、産業、経済の新たな関係において、消費市場にはならない」としました。
さらに、「イランにおけるすべてのインフラは、ヨーロッパをはじめとする世界各国との長期的な協力の用意がある」としました。
ザリーフ外相はさらに、12日金曜、ミュンヘン安全保障会議の傍らで、各国の要人数名と会談し、地域や世界の情勢、二者協力に関して話し合いました。
ミュンヘン安全保障会議は12日、世界各国の政治家や防衛関係者600人が出席し、シリア危機や難民問題、ISISのテロ問題、ウクライナ情勢について検討するため、ドイツで開幕しました。
この会議は14日日曜まで行われています。
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