10月 27, 2016 18:49 Asia/Tokyo
  • イランが、世界の平和と安全における女性の役割を強調

イランのホシュルー国連大使が、「人道支援活動における女性の参加は、常に、民間人の人命保護を助け、恒久的な平和の確立に効果的な役割を果たしてきた」と語りました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は26日水曜、「女性、平和と安全」を議題とする国連安保理の会合において、「女性は、平和と安全の確立のプロセスにおいて、中心的な役割を果たすことができる」と述べています。

また、「数多くの調査から、人道支援活動への女性の参加は常に効果的で、政治的な和解や恒久的な平和、経済復興を加速させてきたことが明らかになった」としました。

さらに、「女性、平和と安全」国連安保理決議1325の採択から16周年を迎える現在、女性の役割の大切さは全ての人々にとって明らかになっている、と語っています。

ホシュルー大使はまた、中東にテロの思想が拡大していることを指摘し、「過激派やタクフィール思想の拡大は、女性の崇高な役割や立場の値打ちを下げ、彼女たちの権利を前代未聞の危険にさらしている」と述べました。

さらに、この点について、タクフィール主義者による女性への性的暴力や拷問を挙げると共に、過激派対策に関する国連事務総長の対策案に女性の役割や能力が加味されていることを支持しています。

タグ