イラン全国で、アーバーン月13日の行進
11月 03, 2016 17:26 Asia/Tokyo
イラン暦アーバーン月13日の行進が、一般人や学生、生徒、体制の責任者が参加する中、イラン全国で実施されました。アーバーン月13日は、生徒の日、及び世界の覇権主義との闘争の日にあたります。
アーバーン月13日は、イランイスラム革命の歴史において、世界の覇権主義との闘争の中で起こった重要な三つの出来事を思い起こさせます。この日は、ホメイニー師がトルコに追放された日、パフラヴィー政権によって生徒たちが殺害された日、テヘランのアメリカ大使館が大学生らによって占拠された日であり、イラン国民の反覇権主義の闘争における転換点となっています。
37年前のこの日、イランの大学生らは、イランのイスラム革命に対するアメリカの数々の陰謀に抗議し、テヘランにあったアメリカ大使館を占拠しました。
今年のアーバーン月13日の行進は、テヘランの旧アメリカ大使館前と850の都市で実施されました。
国内外の多数のメディアがこの日について報道しています。
行進に参加した人々は、「アメリカに死を」「イスラエルに死を」「サウジアラビアに死を」というスローガンを叫び、圧制に対する嫌悪を示しました。
さらに各都市のイランの生徒や学生は、圧制者との闘争の継続と世界の被抑圧者への支持を訴える言葉が書かれた旗を掲げていました。
アーバーン月13日の行進では、生徒による複数の団体が個別に声明を読み上げ、革命の理念を継続し、アメリカの偽りの約束を信じないようにすることが強調されました。
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