イラン政府報道官、「イラン経済は、地域諸国の中で、もっとも安定したもの」
11月 09, 2016 19:27 Asia/Tokyo
イラン政府のノウバフト報道官が、「IMF・国際通貨基金の報告では、イランの経済は、地域の産油国の中で、もっとも安定したものと見なされている」と語りました。
ノウバフト報道官は8日火曜、テヘランで記者会見を行ない、「現状において、地域諸国、特にイランのように制裁を科されなかった石油生産国は、原油価格の急落により問題に直面している」と述べました。
また、「石油を生産するサウジアラビアのような富裕国は、借り入れを行い、国債を発行せざるを得なくなっている」とし、「サウジアラビアは、外国為替市場から670億ドルを借金している。こうした中、イランの為替市場や経済においては相対的な安定が見られる」と語りました。
さらに、リース企業を通じた航空機18機の購入に関するイランとエアバス社の合意について、「他の複数の会社もこれに関する自社の条件をイランに提示している」としました。