アメリカ大統領選挙に関して、イランの政府関係者が表明
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イランのローハーニー大統領が、「アメリカの選挙結果が地域や世界でのイランの政策に影響を及ぼすことはない」としました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
11月 10, 2016 15:23 Asia/Tokyo
  • アメリカ大統領選挙に関して、イランの政府関係者が表明

イランのローハーニー大統領が、「アメリカの選挙結果が地域や世界でのイランの政策に影響を及ぼすことはない」としました。

ローハーニー大統領は9日水曜、「イランの立場はイラン国民の要求と意志によってのみ変化するのであって、外国の政府が変わったからといって変化するものではない」と強調しました。

さらに、「世界との建設的な協力や核の制裁解除により、イランと全ての国の経済関係は後戻りのできない成長の道に置かれている」としました。

また、「もはやアメリカはイラン恐怖症を用いたり、イランに対する世界的な連帯を作り出すことは出来ない」とし、「国際社会、国際世論のもとでのアメリカの立場は誤った政策により弱体化しており、国際社会やヨーロッパとの亀裂の拡大は、こうした立場にさらに打撃を与えるだろう」としました。

一方、ザリーフ外務大臣は、トランプ氏の大統領当選について、「イランは他国の内政に干渉しない。これはアメリカ国民の選択だが、誰がアメリカの大統領であろうと、世界や中東地域の現実を正しく認識すべきだ」と語りました。

さらに、「イランとアメリカは外交関係を有していないが、アメリカは核合意の中で国際的な取り決めとして受け入れているものを実行すべきだ」としました。

イラン外務省のガーセミー報道官も、アメリカの大統領選挙の結果が発表された後、「イランの人々は過去数十年のアメリカ政府関係者の行動や政策について、不愉快で苦い経験を有している」と述べました。

ガーセミー報道官は、アメリカの政策や地域諸国の内政への干渉は、暴力、過激主義を拡大し、地域のイスラム教徒の感情を刺激している主な要因だとしました。

こうした中、イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記は、「アメリカ大統領選挙の結果は、社会の多数がアメリカの現在のシステムに対して抱いている不信感や失望が現実のもので、拡大していることを示した」と述べました。

また、今回の選挙の結果が、政治、経済、安全保障の面でのイランの政策や行動に影響を及ぼすことはないとしました。

イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長は、トランプ氏の大統領選出について、「アメリカ大統領選挙の結果は、世界の様々な国での同国の干渉的な政策に対するアメリカ国民の反応だ」としました。

ブルージェルディ委員長は、「アメリカで起こったことは、アメリカ国民の多数が世界各地での同国の政府や政治家の誤った政策に対して不満を感じていることを示すものだ」と述べています。