ジカ熱、世界34カ国で感染確認
2月 17, 2016 22:50 Asia/Tokyo
WHO世界保健機関の最新の報告は、ジカ熱が、中南米を中心に世界34カ国・地域に広がっていることを示しています。
IRIB通信によりますと、WHOの関係者は、国連の経済社会理事会の会合で、ジカ熱に感染した子供の数は年間平均およそ163人で、南半球での感染の拡大は懸念すべきものだとしました。
この関係者は、「WHOの対策のためには5600万ドルが必要である。ブラジルだけでも、4700人の感染が確認されている」と述べました。
ジカ熱は、妊婦が感染すると小頭症の子供が生まれる可能性があります。
ジカ熱の拡大と同時に、WHOは、この病気への対策を取りました。
WHOはまた、感染者やその家族、特に妊婦への対応に向けた医療施設の用意を強調しました。
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