イラン国会関係者、イギリスの中東政策に警告
12月 09, 2016 16:57 Asia/Tokyo
イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長が、イギリスの中東で対立を作り出す政策の継続について警告を発しました。
ブルージェルディ委員長は、バーレーン・マナーマで開催されたペルシャ湾岸協力会議の首脳会合でのイギリスのメイ首相による反イラン的な発言に反応し、IRIB通信の記者に対して、「この発言はイランの現実とまったく合致していない」と語りました。
メイ首相はこの会議の閉幕式で、イランはペルシャ湾岸地域にとっての明らかな脅威だとして、「イギリスは戦略的な協力を求める中で、ペルシャ湾岸協力会議の同盟国とともにイランの脅威に対抗する」としました。
ブルージェルディ委員長はまた、メイ首相の発言は大使レベルの関係を持つ国としてふさわしくないとして、もしイギリスがこの対イラン政策を続けるのであれば、イラン国会も関係レベルの低下のために措置をとるだろうとしました。
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