イスラム統一国際会議が終了
イスラム統一国際会議が、イスラム世界の団結と、イスラム諸国に反する分離主義的な陰謀に対して賢明となることを訴える声明を発表し、終了しました。
イルナー通信によりますと、今回のイスラム統一国際会議の最終声明で、参加者はこの3日間の会議でイスラム諸国の最新情勢を検討するとともに、タクフィール主義思想はイスラム教徒の統一に対する最大の脅威だと強調しました。
この声明ではまた、タクフィール主義に対抗するためのイスラムの統一が今回のテーマで、タクフィール主義思想とイスラムの統一に対するその影響、パレスチナの理想に対するその危険性、タクフィール主義による、イスラムの新たな文明の創設というイスラム共同体の目標実現への妨害といった問題が話し合われたとしました。
さらに、参加者は、イスラム教徒を侮辱し、イスラム教徒間を分離させるための、イスラム世界における植民地主義者の陰謀について検討するとともに、イスラム共同体に対して、この新たな植民地主義的計画に対して賢明になるよう呼びかけました。
この声明では、テロリストに対するイラクとシリアの国民の抵抗の勝利を祝い、両国の人々の献身やイスラム共同体の支援が続くことで、イラクとシリアの治安と安定が速やかに戻ることに期待感が表明されています。
また、毎日発生しているイエメンの人々の殺害が非難され、国際社会に対して、速やかにイエメンの抑圧された人々を救出し、彼らが直面している侵略行為に対する介入を行うよう求めました。
今回のイスラム統一国際会議は15日木曜から、イスラムの統一とタクフィール主義組織への対抗の必要性をスローガンとして開催され、イスラム諸国60カ国から数百人の要人が参加しました。