1月 05, 2017 17:02 Asia/Tokyo
  • 「イランの顧問の参与は、内政干渉、主権侵害ではない」

イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長が、「シリアにおけるイランの顧問の参与は、シリアに対する内政干渉でも、主権の侵害でもない」と語りました。

ブルージェルディ委員長は、4日水曜、シリアのダマスカスで行われた記者会見で、イランが顧問レベルでシリア問題に参与していることは、シリア政府の要請と調整に基づいたものであり、テロ対策における協力のためのものだとしました。

また、「許可なくシリアに入った者は侵入者であり、この国から退去すべきだ」と強調しました。

さらに、地域におけるテロ対策はイランの優先事項であり、シリアの領土保全も、イランにとって特別な重要性があるとし、安全は地域にとってもっとも必要なものだとして、「イランは地域に情勢不安をもたらし、治安を悪化するあらゆる政策に反対する」と強調しました。

ブルージェルディ委員長は、使節団を率いて3日火曜夜、ダマスカス入りし、この中で、シリアのアサド大統領とムアレム外務大臣、ハディヤ・アッバス議長と会談しました。

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