イラン大統領がテヘランのビルの倒壊現場を視察
(last modified Sat, 21 Jan 2017 10:38:36 GMT )
1月 21, 2017 19:38 Asia/Tokyo
  • イラン大統領がテヘランのビルの倒壊現場を視察

イランのローハーニー大統領と閣僚数名が、テヘランのプラスコ・ショッピングセンタービルの倒壊現場を視察しました。

19日木曜朝、テヘラン中心部のプラスコ・ショッピングセンタービルで火災が発生し、倒壊しました。

この事故により、多くの市民や消防士が死傷しました。

ローハーニー大統領は21日土曜朝、このビルの倒壊現場を訪れ、この事件に対する遺憾の意を表明するとともに、引き続き瓦礫の下敷きになっている人々の救出作業の継続を強調しました。

これまでに、消防士3人の遺体が、瓦礫の中から発見されました。

少なくとも消防士20名が、瓦礫の下敷きになっていると発表されています。

この事故を受けて、イラン政府の閣僚は、21日土曜における正式な服喪を発表しました。

国外のイランの大使館や領事館では、この事故により、半旗を掲げています。

これ以前に、一部の国の政府関係者は、イランのザリーフ外務大臣など、政府関係者に対し、この事故に際して、イランの国民や政府に対する哀悼の意を表明しました。

イラン各地の人々も、20日金曜、消防署の前に集まり、犠牲となった消防士の遺族に対する哀悼の意を示すとともに、ろうそくに火をともし、コーランを読み、犠牲者を追悼し、瓦礫の下敷きとなった消防士が救出されるよう、祈りました。

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