イラン大統領、「脅迫に対するイラン国民の回答は断固としたものになる」

イランのローハーニー大統領が、「イラン国民は、イスラム革命への支持と、ホメイニー師や最高指導者の理念の実現の道を外れることはない」と語りました。

ＩＲＩＢ国際放送記者の報告によりますと、ローハーニー大統領は、10日金曜、テヘランのアーザーディ広場で行われた革命記念日の行進の後の式典で、「イスラム革命はイランの歴史の重要な転換点であり、国をアメリカや外国への依存から解放し、国民の運命を彼ら自身の手に委ねた」と強調しました。

また、「イスラム革命は、勃発から2ヶ月も経たないうちに国民が投票を行い、体制を決定した世界で初めての革命である」と述べました。

さらに、「一部の地域諸国やアメリカで権力を握った未熟な人々は、イラン国民に対しては敬意を込めて話すべきだということを知るべきだ」と強調しました。

ローハーニー大統領は、脅迫に対するイラン国民の回答は断固としたものになるとし、「イランの政府と治安部隊を脅迫する人々は、イラン国民が、抵抗、力、賢明さ、論理により、歴史の最も重要な場面で自らを示してきたことを知るべきだ」と述べました。

さらに、「イラン国民は、イスラム革命勝利後、自分たちの道を見失わず、国際社会で危機的な状況を平和に変えた」と強調しました。

また、イランが最新の遠心分離機ＩＲ８を獲得したことについて、「昨年まで、イランの発展を妨げようとする敵は、1グラムたりとも、精鉱ウランがイランに入るのを許さなかったが、最近、350トン以上のウランと精鉱ウランがイランに搬入された」と述べました。