IAEA事務局長、「イランは核合意を履行」
(last modified Tue, 21 Mar 2017 09:57:07 GMT )
3月 21, 2017 18:57 Asia/Tokyo
  • IAEA事務局長、「イランは核合意を履行」

IAEA国際原子力機関の天野事務局長が、核合意を国際社会にとって価値ある合意だとし、「イランはこれまでこの合意に対する取り決めのすべてを履行している」と強調しました。

イルナー通信によりますと、天野事務局長は20日月曜、アメリカのカーネギー財団での核政策国際会議で、核合意に関するIAEAの責務について説明し、この責務はイランの核活動の監視とその正当性を確認することだし、「IAEAの関係者はこれまで、イランの核計画の様々な側面と全ての施設を査察し、核合意の内容が正確に実行されていることを確認している」としました。

EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表も、20日、この会議で、「核合意は国際社会に属するものだ」と強調し、「この合意は二者間のものではなく、変更が加えられるものでもない」としました。

また、国連安保理の核合意への支持を強調し、「ヨーロッパはこの合意を守っていく」としました。