イラン政府、抵抗経済の推進に向けて努力

イランのタイエブニヤー経済財政大臣が、抵抗経済を推進するための税関の状況改善、資金洗浄や密輸への対策に向けた政府の努力を強調しました。

イラン経済財政省のインターネットサイトによりますと、タイエブニヤー大臣は最高指導者に寄せた書簡の中で、イラン暦の今年が「抵抗経済、国内の生産と雇用創出」と名づけられたことについて、「イラン政府は昨年、体制のすべての機関と国民の協力により、抵抗経済政策の実現に向け、重要な歩みを進めることができた」と語りました。

さらに、「ＧＤＰの大幅な成長、一ケタ台のインフレ率の達成、非石油製品の輸出による外貨収入からの輸入に必要な費用の完全な確保、税関システムの利用、税制の完備、国内の農産品に頼った上での食料の安全の向上が、イラン暦の昨年、抵抗経済の全体政策の実施に向けた計画によって実現された」としました。

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、20日月曜、イラン暦の新年に寄せたメッセージの中で、新しい年を「抵抗経済、国内の生産と雇用創出」の年と名づけました。