イラン副大統領、「核合意にかかわる6カ国は約束を遵守すべき」
4月 03, 2017 18:16 Asia/Tokyo
イランの副大統領が、イランは核合意に関するすべての取り決めを履行しているとし、「この合意にかかわる相手国も約束を守るべきだ」としました。
イルナー通信によりますと、アミーリー国会担当副大統領は、テヘランでハンガリーのシェムイェーン副首相と会談を行い、「一部の国は、核合意の実施を妨害しているが、この約束の不履行は、国際社会の利益にはならない」と語りました。
一方のシェムイェーン副首相も、この会談において、イランやロシアに対し行われている一部の西側諸国の制裁行使の政策に反発すると共に、核合意の実施後のイランとハンガリーの関係は拡大されており、経済、貿易、銀行といった分野においても好ましいレベルに達するよう期待感を表明しました。
また、「ハンガリーは、イランとの関係を非常に重要としており、経済や通商関係もこれまで以上に拡大されるべきだ」と語りました。
シェムイェーン副首相は、使節団を率い、1日土曜、イランの政府関係者と会談を行うために、テヘランに入りました。