イラン外務省報道官、「イランはあらゆる事例の化学兵器の使用を非難」
4月 06, 2017 20:01 Asia/Tokyo
イラン外務省のガーセミー報道官が、「イランは、実行犯や犠牲者には関係なく、化学兵器使用の全ての事例を非難する」と語りました。
4日火曜、シリア北西部イドリブ州南部の一部の地域が化学兵器による攻撃を受け、これにより100人以上が死亡、およそ400人が負傷しました。
イドリブは、西側諸国やトルコの支援を受けたテロ組織や武装グループに占領されています。
テロリストは、シリア北部アレッポでの敗北の後、イドリブに集結しています。
シリア軍は、同国政府による化学物質の使用を否定し、今回の化学兵器による攻撃はテロ組織の責任だとしました。
ガーセミー報道官はまた、「イドリブ近郊での化学兵器の使用は、シリア国内での化学兵器の初の使用事例ではない」と語っています。
また、「シリアでこうした惨事を引き起こす目的の1つは、政治的なプロセスをかく乱し、カザフスタン・アスタナで成立した停戦協定を乱すことだ」と述べました。
さらに、「テログループによるシリアでの化学兵器の使用や運搬、備蓄に関するこれまでの経歴から、イランはこれらのテロ組織が化学兵器の廃絶を無視していることこそが、シリアでの化学兵器廃絶のプロセスに根本的な支障となっていると考える」としています。
ガーセミー報道官はまた、シリア危機の政治的な解決に向けた努力の継続の必要性を強調し、シリア危機の継続の主な原因は国際的なテロ対策が遅延していることにあるとしました。
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