May 26, 2017 18:43 Asia/Tokyo
  • イランが、紛争での医療施設に対する攻撃を非難

イランのホシュルー国連大使が、紛争地域の医療施設に対する攻撃の増加に触れ、世界中、特にパレスチナ、アフガニスタン、イエメン、シリアにおけるこの種の攻撃を非難しました。

イルナー通信によりますと、ホシュルー大使は、25日木曜、国連安保理の会合で、このような攻撃は現代の悲劇のひとつだとしました。

ホシュルー大使は、昨年、世界の医療施設に対する攻撃を防ぐ目的で採択された安保理決議に触れ、「昨年、世界23カ国で医療施設に対する攻撃が行われ、中でも中東地域で、このような攻撃が多く見られた」と述べました。

さらに、シオニスト政権イスラエルのパレスチナ人に対する攻撃に触れ、「パレスチナ赤新月社の報告によれば、イスラエルの政権は、パレスチナ人に対する違法な封鎖を続け、2016年だけで医療施設や医療関係者などに対する416件の攻撃を行った」と語りました。

また、戦争犯罪とされるサウジアラビアのイエメン攻撃に触れ、「2015年3月にアメリカの支援によって始まったこの攻撃の中で、医療施設をはじめとするイエメンのインフラが破壊されてきた」と述べました。

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