イラン外相、「治安は買えない」
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イランのザリーフ外務大臣が、ドイツ・ベルリンにてEUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表と会談し、「他国を情勢不安にすることで、自国のために治安を買うことはできない」と語りました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
6月 27, 2017 14:28 Asia/Tokyo
  • イラン外相、「治安は買えない」

イランのザリーフ外務大臣が、ドイツ・ベルリンにてEUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表と会談し、「他国を情勢不安にすることで、自国のために治安を買うことはできない」と語りました。

ザリーフ大臣は26日月曜、毎年恒例のこの会談で、地域の一部の国が治安を金で買えるものと見なし、他国を情勢不安にすることで入手できるものと考えていることを批判し、「このような考え方は止めるべきだ。なぜなら、治安は買うべきものではなく、外国から輸入できないからだ」と述べています。

また、「中東・北アフリカ地域は、地理的、人口、富の点で問題に直面している」とし、「これらの地域の国々は、自らの社会のニーズを確保できておらず、このことは若い世代へのしわ寄せとなって、彼らを過激派へと転向させている」としました。

さらに、「現在、地域でサウジアラビアにより拡大しつつある嫌悪感は、テロ組織ISISにより広まっているものと非常に類似している」と語っています。

ザリーフ大臣はまた、「EUは、他者を代償として勝利を得ることはできず、イランはこのことを熟知している」とし、「ヨーロッパは、ペルシャ湾岸諸国の対立を解消するために必要な支援を行う能力があり、EUはペルシャ湾岸地域で対話を成立させる上で率先して役割を果たすべきである」と述べました。

さらに、ドイツのショイブレ財務大臣とも会談し、二国間の銀行協力の強化方法について話し合いました。

一方、ショイブレ財務大臣もこの会談で、核合意の実施を強調し、イランとの銀行面での協力を歓迎しています。

ザリーフ大臣は26日月曜、、ドイツの政府関係者と会談するためベルリン入りしており、ドイツの大統領及び外相と会談したあと、同国を出発してイタリアを訪問することになっています。