Pars Today

イラン国会・国家安全保障外交政策委員会のブルージェルディ委員長が、「核合意には、今後とも変更が加えられることはない」と語りました。

ブルージェルディ委員長は３０日金曜、核合意を見直しているとしたアメリカのヘイリー国連大使の発言に反応し、「核合意は国際的な合意であり、その見直しは１つの国が行うものではなく、核合意の内容が変更されることはない」と述べています。

また、「アメリカのトランプ政権は発足してからまだ日が浅く、核合意が国際的な多国間合意であり、イランの相手側としてＥＵのほかに６カ国がこれに調印したという事実を把握していない」としました。

さらに、「重要なことは、アメリカがこの国際的な合意である核合意を実施し、過剰な要求や核合意からの逸脱行為、追加制裁をやめることである」と語っています。

ブルージェルディ委員長はまた、「アメリカがどのような行動に出ようとも、イランは確実に国民の権利擁護という枠組みで、しかるべき対抗措置に出るだろう」と述べました。

そして、「アメリカの現在の行動は、核合意の継続の助けにはならず、イランがアメリカの専横なやり方を容認しないことは言うまでもない」としています。