イラン国会議長がモスル解放に際して祝辞
(last modified Sun, 02 Jul 2017 10:26:07 GMT )
7月 02, 2017 19:26 Asia/Tokyo
  • イラン国会議長がモスル解放に際して祝辞

イランのラーリージャーニー国会議長が、イラクの大統領と首相に宛てたメッセージの中で、モスルのテロ組織ISISの占領からの解放に関して、イラクの政府と国民に祝辞を述べました。

IRIB通信によりますと、ラーリージャーニー国会議長は、イラクのアバディ首相に宛てたメッセージの中で、「これは価値ある勝利であり、地域の平和と安定を確立し、テロリストが根絶され、テロに対する資金や武器の支援者が敗北する下地になるだろう」と強調しました。

また、イラクのマアスーム大統領に宛てたメッセージの中で、モスルの解放に祝辞を述べ、イラクでの恒久的な安定と平穏の確立が必要だと強調しました。

さらに、2日日曜、声明の中で、モスルの解放は、地域でのアメリカの大きな敗北だとしました。

イラク国防省は、先月29日、モスルにおけるISISの占領の終焉を宣言しました。

ISISはイラク軍に立て続けに敗北を喫し、これまで以上にイラク各地で民間人を虐殺しています。

このテロ組織は、キルクーク南西部の町ハウィジャから避難しようとしたとして、民間人12人を檻の中に閉じ込め、生きたまま焼殺しました。

ISISは2014年、アメリカやその西側同盟国、サウジアラビアなどアラブの同盟国や、トルコの支援を受けて、イラクを攻撃して、イラクの北部と西部の広範な地域を占領し、数多くの犯罪に手を染めました。

これまでにイラク軍は、多くのISISの占領地を解放しました。

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