イラン国民が、フランス・パリでのモナーフェギンの会合に抗議
7月 04, 2017 19:21 Asia/Tokyo
イランのノウバフト政府報道官が、「イランの反体制派テロ組織モナーフェギンは、テロ組織ISISよりもはるかに悪質である」とし、「フランスでのこの組織の会合の開催は、イラン国民の嫌悪と抗議を引き起こした」と語りました。
モナーフェギンの会合は1日土曜、アメリカ、サウジアラビアの代表者のほか、テロリストの指導者などが参加して、パリ近郊で行われました。
モナーフェギンは、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、イギリスの支援を受け、これまでに様々なテロ活動によりおよそ1万7000人のイラン人を殺害しています。
ノウバフト報道官は4日火曜、テヘランで記者会見し、「モナーフェギンはイラン国民を殺害し、イラクの元独裁者サッダームフセインと共に、イラン国民に対し陰謀をはたらいた」と述べました。
さらに、イランはフランス政府に抗議するとし、「民主主義や自由は、テロ組織への支援を許さない。パリでの会合には、アメリカのトランプ大統領に近い好戦的で嫌悪すべきメンバーが出席した」としています。
ノウバフト報道官はまた、「イランは、テロ組織ISISに対し行った報復を、モナーフェギンに対しても行うだろう」と語りました。
イランのザリーフ外務大臣も、「フランスでのモナーフェギンの活動や存在は、イランとフランスの関係の曖昧な点だ」と述べています。