イランがイラク北部・モスルの解放に祝辞
7月 10, 2017 16:04 Asia/Tokyo
イランの政府関係者が、イラク北部・モスルのテロ組織ISISからの完全な解放に関して、イラクの政府と国民に祝辞を述べました。
イラクのアバディ首相は、9日日曜、モスル入りし、モスルは3年1ヶ月ぶりにISISの占領から解放されたと宣言しました。
イランのザリーフ外務大臣は9日夜、ツイッターで、「イラクの勇気ある人々が共に手を取り合ったとき、どんな障害も存在しない」と語りました。
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記、イラン統合参謀本部のバーゲリー議長、デフガーン国防軍需大臣も、それぞれイラクの政府関係者にメッセージを贈る中で、モスルの完全な解放に祝辞を述べました。
テロ組織ISISは、2014年、アメリカや、サウジアラビアやトルコなど、その同盟国の支援を受け、イラクを攻撃し、イラクの北部と西部の広大な地域を占領し、数多くの犯罪に手を染めてきました。イラク軍は、国内の義勇軍と、イランの軍事顧問による支援を受け、モスルなど、ほとんどのISIS占領地を解放し、実質的にイラクのISISの活動は終焉を迎えました。