イランの防衛産業の国産化
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イランの防衛産業
イラン暦モルダード月31日にあたる8月22日は、イランで防衛産業の日とされています。イラン国防軍需省は、この日に際して声明を発表し、「防衛産業の専門家は、防衛力を最大限に引き伸ばすことに努めていく」と強調しました。この声明ではさらに、「イランの抑止力と安全保障の向上、特に、イスラム抵抗運動への支援、ミサイル能力、戦略兵器の強化は、イラン国防軍需省の新たな役割と地位を示すものだ」とされています。
イランの政策は、当初から、緊張の回避と防衛面での協調に基づいたものでした。イランの国防機関は、この中で、イランや地域の侵略者に対し、脅威に対抗する上で必要な抑止力を有していることを示してきました。アメリカの研究機関、ハドソン研究所は、先ごろ発表した報告の中で、イランの防衛力と抑止力について、世界で8番目の新興国としています。
理論の点から、安全保障は、防衛産業における国内の専門的な技術の保有に基づいています。この要素を持たなければ、その国は防衛産業において他国に依存することになり、その損害を蒙るでしょう。そして、防衛力が平和や安定に役立つのは、倫理を伴ったときです。そのため、イランの軍事政策の重要な要素のひとつは、国際法の遵守と倫理への注目です。このことから、イランは防衛力の強化に取り組む上で、幾つかの制限を設けており、化学兵器や核兵器などの大量破壊兵器の製造や使用は、イランの宗教的な考え方に基づき、禁止されています。この点を強調した上で、防衛産業の専門家は、さまざまな脅威に即した形で、イランの防衛面でのニーズを最高のレベルで満たしています。
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、イラン軍の最新の国産技術を視察し、次のように強調しました。
「この動きは力強く続けられるべきだ。なぜなら、あらゆる分野における発展は、他の分野の新たな発展の基礎となるからだ」
イランの新政権のハータミー国防軍需大臣は、記者会見で次のように強調しました。
「国内の力に頼り、聖なる防衛時代の重要な業績を活用することで、今日、イランは抑止力をつけている。そのため、いかなる国も、脅迫の言葉を実行に移すことはないだろう」
ハータミー国防軍需大臣はまた、イランの防衛計画は、計画に基づき、国内の防衛政策に沿った形で進められ、いかなるときも圧力を受けることはないと語りました。