イランのテロとの闘争の日
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イラン国民は、テロの犠牲者です。1979年のイランイスラム革命の勝利後、反体制派テロ組織モナー フェギンのテロによって、イランの体制責任者や市民など、1万7000人以上が殉教しました。イラン暦シャフリーヴァル月8日にあたる8月30日は、この出来事にちなみ、イランではテロとの闘争の日とされています。今から36年前のこの日、イランの首相府でモナーフェギンによる爆弾テロがあり、当時のラジャーイー大統領とバーホナル首相が殉教しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
8月 30, 2017 13:25 Asia/Tokyo
  • ラジャーイー大統領とバーホナル首相
    ラジャーイー大統領とバーホナル首相

イラン国民は、テロの犠牲者です。1979年のイランイスラム革命の勝利後、反体制派テロ組織モナー フェギンのテロによって、イランの体制責任者や市民など、1万7000人以上が殉教しました。イラン暦シャフリーヴァル月8日にあたる8月30日は、この出来事にちなみ、イランではテロとの闘争の日とされています。今から36年前のこの日、イランの首相府でモナーフェギンによる爆弾テロがあり、当時のラジャーイー大統領とバーホナル首相が殉教しました。

テロは、もはや特定の地域に限られた問題ではなく、世界的な脅威になっており、安全保障から、経済問題、宗教的な価値観の否定、文明の破壊など、あらゆる分野に及んでいます。実際、西側諸国は、自分たちの利益のために、テロをよいテロと悪いテロに分けています。アメリカ、フランス、イギリスといった国々は、モナーフェギンの犯罪について完全に知っているにも拘わらず、自分たちの目的のために、この30年、モナーフェギンを受け入れてきました。しかし、時の経過と共に、テロに国境がないこと、現在、その中に勝者はいないことが明らかになっています。

アメリカの言語哲学者、ノーム・チョムスキー氏は、アメリカの目的は、テロを終わらせることにあるのか、それともそれを奨励することか、という疑問を提示し、次のように語っています。

 

「テロを終わらせたいのであれば、まず、なぜテロが起こったのか、その最大の原因は何か、それ以上に深い原因はどこにあるのかを考えることだ」

 

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、数年前にフランスでテロが起きた後、テロに関する真実を探ることを強調し、西側の若者たちに向けた書簡の中で、テロの根源と矛盾に触れました。矛盾の一つは、西側のテロに対する差別的な見方です。実際、アメリカは、9.11アメリカ同時多発テロ事件の波に乗り、アルカイダやISISといった現象を作り出し、テロとの戦いを、自分たちの目的を達成するための口実にしました。

アメリカのアナリスト、レイノルズ氏は、これについて、「ISISなどのテロ組織は、西側による西アジアへの干渉やサウジアラビアなどの地域諸国の影響力によって支援を受けている」と語りました。また、皮肉を込めてこう語っています。「ISISが誕生した理由は明らかである。西側とその同盟国は、ただ、鏡を見るべきだ」

イランのテロとの闘争の日は、なぜ、テロが世界的な脅威に変わったのかを忘れないために、こうした事実について改めて考えるための機会なのです。