イラン人巡礼者、多神教徒に嫌悪を示す儀式で、アメリカとシオニスト政権の政策を非難
8月 31, 2017 19:29 Asia/Tokyo
イラン人のメッカ巡礼者が、アラファトでの多神教徒に嫌悪を表す儀式の最終決議で、アメリカとシオニスト政権イスラエルの圧制的な政策を非難しました。
多神教徒に嫌悪を表す儀式は、31日木曜、サウジアラビアのメッカ近くのアラファトに大勢のイラン人巡礼者が集まって実施され、その終わりに10項目の決議が発表されました。
この決議では、「神の家の巡礼者は、完全な洞察力により、敵の陰謀に抵抗する必要性を強調している」とされています。
また、「神の家の巡礼者は、イスラム教徒の間に対立を生じさせるシオニスト政権やアメリカの政策に嫌悪を示し、聖典コーランを中心としたイスラム世界の統一の重要性を強調している」としました。
さらに、多神教徒に嫌悪を表す儀式に参加した巡礼者は、シオニスト政権の手から、イスラム教徒の最初の礼拝の方向であったキブラと聖地を解放することが、イスラム共同体の最優先事項であり、理想だとし、パレスチナ人を支援すると共に、この政権との関係の正常化に向けた各国の努力を非難しました。
メッカ巡礼者らはまた、テロ組織、特にISISの暴力は、抵抗の中心を弱め、イスラム世界の可能性をなきものにするための、覇権主義体制による陰謀であるとし、この大きな陰謀に対抗するための賢明さと努力の必要性を強調しました。
また、ISISなどのテロ組織の行動に対して嫌悪感を表しました。
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