9月 15, 2017 18:09 Asia/Tokyo
  • イラン国連大使、「アメリカの制裁は核合意に反している」

イランのホシュルー国連大使が、制裁は、対話や外交の原則に反しており、問題の進展を助けることはないとし、「アメリカは、制裁を外交政策の手段とするのをやめるべきだ」と語りました。

ホシュルー大使は、14日木曜、記者団に対し、イランに対するアメリカの新たな制裁について、「核合意により、アメリカは、この合意を維持し、以前に行使した制裁を停止することになっている」と語りました。

また、「イランに対する核関連制裁の停止延長の時期がくるたびに、アメリカ政府は、議会と国民に対し、強硬な立場を取ることを示すため、根拠のない理由で新たな人々を制裁の対象に加え、新たな制裁は核関連ではないと主張している」としました。

アメリカ政府は、14日木曜、2015年の核合意に従い、対イラン制裁の停止を延長しました。

それと同時に、アメリカ財務省は、イランの革命防衛隊を支援し、アメリカの銀行へのサイバー攻撃に関与したとして、イランと外国の11の個人や企業を新たに制裁の対象としました。

タグ