シャムハーニー書記、「イランは核合意での自国の不利益に適切に反応」
11月 04, 2017 20:00 Asia/Tokyo
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シャムハーニー書記
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記が、イランにとって、利益のない核合意は、意味のないものだとし、「イランは自国の利益が確保されなかった場合、適切な形で反応する」としました。
シャムハーニー書記は、4日土曜、テヘランで『覇権主義体制との闘争の日』のデモ集会の傍ら、IRIB通信の取材に対し、「アメリカは、同国のオバマ前政権の時代においても、トランプ現政権においても、イランと6ヶ国による核合意を形骸化を狙っている」と述べました。
シャムハーニー書記はまた、「もし、イランは核合意の維持により、自国の利益が確保されないと感じれば、相手の行動に適した形で答える以外の方法はないだろう」と延べました。
核合意は、2016年1月から実施されていますが、この合意に調印した6ヶ国の一員であるアメリカは常に、この合意の実施を妨害しています。
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