イラン外務省報道官、「サウジの稚拙な政策は、地域全体に有害な影響をもたらす」
(last modified Sat, 11 Nov 2017 10:39:45 GMT )
11月 11, 2017 19:39 Asia/Tokyo
  • ガーセミー報道
    ガーセミー報道

イラン外務省のガーセミー報道が、サウジアラビアの外務大臣による最近の好戦的な発言に反論し、「稚拙で分離分裂を促すサウジアラビアの政策やはぐらかしは、地域全体に破壊的で有害な影響をもたらす」と語りました。

IRIB通信によりますと、ガーセミー報道官は「サウジ外務大臣は、全ての事実を正反対に見せることで、地域で情勢不安をもたらす同国の行動から世論の視線を外させ、ペルシャ湾岸諸国やイエメン、レバノンで情勢不安を起こそうと、無駄な努力に精を出している」と述べています。

また、イエメンでのとどまることのないサウジアラビアの戦争犯罪に触れ、「サウジアラビアは、自身が地域諸国への内政干渉やテロ行為の出現、過激派思想の発祥地でありながら、他国に対しテロ支援などという偽りの疑いをかけている」としました。

さらに、イランが地域・国際舞台において安定と治安の確立に努力していることを強調し、「稚拙な過激主義的政策に巻き込まれている地域の危機的な現状においては、そうした政策の破壊的な影響への対処に向けた、全ての地域諸国の真剣な決意が求められている」と語っています。

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