イラン石油相、「イランはOPECの減産合意の延長に同意」
-
ザンゲネ石油相
イランのザンゲネ石油相が、「イランは原油の減産合意の延長に同意する」と語りました。
イルナー通信によりますと、オーストリア・ウイーンでのOPEC・石油輸出国機構の総会に参加しているザンゲネ石油相は、29日水曜夜、六ヶ月間、あるいは九ヶ月間の減産合意の延長という二つの提案に関する記者団の質問に答えて、イランは参加国の多数意見に従って、二つの提案のどちらでもよいと考えている、としました。
ウイーンでのOPEC総会の開催前日まで、OPEC参加国の石油・エネルギー相とOPEC非加盟の原油生産国との意見調整が続きました。
ロシアのノバク・エネルギー相は原油の減産合意の延長について、「OPECの加盟国と非加盟は相互理解に立っている」と述べました。
第173回OPEC総会と、OPEC加盟国・非加盟国の担当大臣による会議は、30日木曜、ウイーンで開催されています。
これらの国の石油大臣たちは原油の減産延長を決定するものと思われます。
OPECは、2016年11月30日にウイーンで開催された正式会議において、2008年以来始めて、市場への原油の過剰供給を抑え、価格水準の引き上げを行うために、原油の減産に合意しました。
この合意に基づき、OPECは一日につき、120万バレルの減産を行うことが決まりました。
OPEC参加国は、イラン、アルジェリア、アンゴラ、エクアドル、赤道ギニア、ガボン、イラク、クウエート、リビア、ナイジェリア、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦の諸国です。
イランとナイジェリア、リビアは技術的問題や制裁以前の水準に達するまでは、減産計画の例外という扱いになりました。
一方で、エネルギー情報サイト、プラッツによれば、今週の会議で、ナイジェリアとリビアは石油の生産枠を受け入れるようにとの圧力を受ける可能性があるとのことです。
OPECはまた、ロシア、アゼルバイジャン共和国、バーレーン、ブルネイ、カザフスタン、マレーシア、メキシコ、オマーン、スーダンおよび南スーダンなどの非加盟の原油生産国とも共同歩調をとることで合意しました。
これら原油生産国も日量60万バレルの減産に同意しました。これにより、2017年の初めから、日量180万バレルの供給減となりました。
現在、OPEC加盟国の原油生産枠は日量で3360万バレルで、イランの原油輸出量の平均は一日につき約260万バレルとなっています。