イラン外相、「国連安保理にアメリカの非難を抗議する」
12月 20, 2017 21:18 Asia/Tokyo
イランのザリーフ外務大臣が、アメリカの新たな非難に対し、国連安保理への抗議を行うとしました。
アメリカのヘイリー国連大使は、今月14日、イラン製のミサイルの残骸と主張するものの前で、新たな反イランのプロパガンダ活動を行いました。
ザリーフ外相は、20日水曜、イルナー通信のインタビューで、「アメリカのイランに対する根拠のない疑惑について、国連安保理を通じて追及する」と語りました。
また、「アメリカはイランを非難する計画により、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムに関する決定など、地域におけるほかの危険な行動を隠蔽しようとしている」としました。
イランのハータミー国防軍需大臣も、イエメンのサウジアラビアに対する攻撃でイラン製のミサイルが使われたとするヘイリー国連大使の主張を根拠のないものだとして、これはアメリカの地域と世界における政策が失敗していることによるものだとしました。